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Q.「宇宙葬」はどのようにして始まったのですか?
A.セレスティス・スペースメモリアル・サービスは、アメリカのセレスティス社のチャン・タイサ−氏とチャーリー・チェイファー氏の2人が「誰もが直接宇宙に関与できるサービスを提供したい」という思いを具現化したものです。1997年4月21日、カナリア諸島のロケット打ち上げ基地にて、世界最初のスペースメモリアル・サービスが実現されました。
Q.これまでに何人の方が宇宙葬を利用していますか?
A.第1回が24名、第2回30名、第3回36名、第4回50名で、計140名の方がこのサービスを利用しています。第1回打ち上げでは、『スタートレック』の原作者ジーン・ロッデンベリー氏も宇宙へ旅立っています。また日本からのお客様は第2回が1名、第3回10名、第4回14名と増加しているほか、ドイツ、オーストリア、イギリスなどヨーロッパからのご利用も増加の傾向にあります。
Q.どのようなロケットで打ち上げるのですか?
A.「宇宙葬」で使用するロケットは、人工衛星を打ち上げるための衛星ロケットです。米国オービタルサイエンス社製の「ペガサス」と「トーラス」という2種類の衛星ロケットが使用されます。
「ペガサス」
ジェット機の腹部に搭載し、上空から発射するタイプの、空中発射式三段型ロケットです。全長16m、直径約1.5m、重量は約25,000kg、最大約450kgの重量を低軌道上に打ち上げることが可能です。「宇宙葬」の専用カプセルに換算すると、約25,000名分のご遺骨を搭載することが出来ます。1997年4月の第1回目の打ち上げで使用されました。
「トーラス」
地上から噴煙を巻き上げながら発射するタイプの、地上発射式三段型ロケットです。全長27m、直径約1.5〜2.8m、重量は約68,000kg、最大約1,350kgの重量を低軌道上に打ち上げることが可能です。「宇宙葬」の専用カプセルに換算すると、約75,000名分のご遺骨を搭載することが出来ます。2〜4回の打ち上げで使用されました。
Q.フライトカプセルは、ロケットのどこに取り付けられるのですか?
A.メッセージを刻印しご遺骨7gを納めたフライトカプセルは、19本をひとつのつながりとして丸く束ねられます。そしてその束2つを白い円筒のケースに収めます。そのケースはペイロードと呼ばれる衛星を地球周回軌道へと最後まで運ぶロケット部に溶接されます。
Q.打ち上げられたカプセルは、その後どうなるのですか?
A.遺骨の一部を専用のフライトカプセルに入れ、衛星ロケットに取り付けて打ち上げます。地球の周回軌道上を半年から250年ほど回り(打ち上げ高度により異なります)、最後は大気圏に突入して流れ星のように消滅します。宇宙に留まることはないため、ゴミのようになることはありません。宇宙を汚すことはないという確認がされており、アメリカの政府機関からも許可を得ています。
Q.打上げに失敗した場合、どうなるのですか?
A.万が一打ち上げ失敗の際には、まず再度実施するかどうかの確認を行います。2回目の打ち上げを実施する場合には、最初にお預かりした14gのご遺骨の内、残りの7gを搭載します。2回目以降も、御希望により何度でも打ち上げが成功するまで契約は継続できますが、この場合はご遺灰を再度ご用意いただきます。解約も可能です。解約の際は、代金の90%を返金いたします。
Q.ファミリーツアーはどのようなものですか?
A.ご家族やご友人の方々が「宇宙葬」の打上げの瞬間に立ち会うことができるようにと企画されたツアーです。打上げ施設の見学や、メモリアルレセプションなどが含まれており、海外からのお客様と一緒に大切な方の宇宙への旅立ちを見送ることができます。ツアーの日程は、通常打ち上げ日を中心に約1週間となりますが、打ち上げ日程の変更に伴い、ツアー日程も変動しますので、スケジュールの確定は出発の直前となります。
Q.生前に申し込むことは可能ですか?
A.生前予約につきましては、残念ながら現在受付はしていません。ただし、お問合せに対する情報提供は行っております。ご要望があれば、次回の実施時期等サービス状況のお知らせなどの情報を随時お届けします。
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